日本ワインの歴史
最初はミサ用に用いられるだけだった葡萄酒ですが、赤ワインを意味するポルトガル語の音から「珍陀(チンタ)酒」と呼ばれるようになり、戦国末期の武将たちの間で嗜好品として親しまれるようになっていきました。
最初はミサ用に用いられるだけだった葡萄酒ですが、赤ワインを意味するポルトガル語の音から「珍陀(チンタ)酒」と呼ばれるようになり、戦国末期の武将たちの間で嗜好品として親しまれるようになっていきました。
外国産の苗木は日本の土地や風土に合わず、無事に根付かせるのが困難でしたが、川上善兵衛によりオリジナルの品種が開発されたところから、ブドウの栽培技術が大きく前進。さまざま種類のワインが日本各地でつくられるようになっていきました。 今回は現在日本各地で栽培されている中から、白ワインによく使われる日本固有種について紹介していきます。
今回は現在日本各地で栽培されている中から、赤ワインによく使われる日本固有種について紹介していきます。
伊豆は一般的に温暖な気候が広がっており、寒暖の差が比較的少ない地域ですので、そうした気候がブドウの熟成を促進し、果実味豊かなワインがつくられています。さまざまな種類の土壌が存在している伊豆は、ブドウの栽培に適した条件を兼ね備えているといえるでしょう。
ワインの良し悪しはブドウの良し悪しで決まるといっても過言ではありません。ワインづくりの最初の段階である、ブドウの収穫から見ていきましょう。 収穫時期 日本では、大体9~11月に収穫が行われることが一般的です。早すぎても遅...