ワインと合うチーズの選び方!初心者から上級者まで完全ガイド

ナチュラルチーズの盛り合わせの画像

チーズとワインは、互いの味わいを引き立て合い、至福のマリアージュを生み出す最高の組み合わせです。しかし、チーズやワインの種類は多岐にわたり、どの組み合わせが最適なのか迷ってしまうことも多いでしょう。

そこで今回は、初心者から上級者まで楽しめる、ワインとチーズの選び方について詳しく解説します。

ナチュラルチーズのタイプとその特徴

ナチュラルチーズは、熟成方法や食感に基づいてさまざまなタイプに分類できます。

まずはどんなタイプのものがあるか、最も一般的なナチュラルチーズについていくつか紹介していきます。

フレッシュチーズ

フレッシュチーズは、熟成させていないチーズです。水分が多く、柔らかい食感とマイルドな味わいが特徴です。

代表的なフレッシュチーズには、カッテージチーズ、クリームチーズ、リコッタチーズなどがあります。

ワインのペアリングガイド

白ワイン:フレッシュで酸味のある白ワインが、マイルドなフレッシュチーズと好相性
スパークリングワイン:軽やかな泡立ちがフレッシュチーズの水分と調和し、爽やかなペアリングを楽しめる

白カビチーズ

白カビチーズは、白カビで熟成させたチーズです。白カビは、チーズの表面に白い層をつくり、マイルドな風味とクリーミーな食感を生み出します。

代表的な白カビチーズには、カマンベールチーズ、ブリーチーズなどがあります。

ワインのペアリングガイド

白ワイン: オーク樽で熟成されたものを選ぶと、クリーミーな白カビチーズとの相性が抜群。
スパークリングワイン:豊かな泡立ちと酸味が濃厚な白カビチーズの風味を引き立てます。

ブルーチーズ

ブルーチーズは、青カビで熟成させたチーズです。青カビは、チーズ内部に青緑色の斑点をつくり、強い風味と刺激的な味わいを生み出します。

代表的な青カビチーズには、ロックフォールチーズ、ゴルゴンゾーラチーズなどがあります。

ワインのペアリングガイド

赤ワイン: 濃厚で甘いワインはブルーチーズの塩気と深い味わいを補完します。甘く濃厚なシェリーなども、ブルーチーズの強い風味のバランスを取りおすすめ。

ウォッシュチーズ

ウォッシュチーズは、塩水や酒で表面を洗浄しながら熟成させたチーズです。ウォッシュチーズは、強い香りとなめらかな舌触りが特徴です。

代表的なウォッシュチーズには、エポワスチーズ、マンステルチーズなどがあります。

ワインのペアリングガイド

赤ワイン:フルーティーで柔らかなタンニンや、タンニンが豊富な赤ワインがおすすめ。ウォッシュチーズの豊かな風味にマッチし、味わいを引き立てます。

ハードチーズ

長い期間熟成させるため、乾燥して固いチーズとなります。また、熟成によってコクのある濃い味わいになるのが一般的です。

代表的なハードチーズには、グリュイエール、パルメザンなどがあります。

ワインのペアリングガイド

赤ワイン:酸味や、タンニン豊かな赤ワインがおすすめ。ハードチーズの濃厚さと絶妙に組み合わさって、バランスの取れたペアリングが味わえます。

セミハードチーズ

ハードチーズほど熟成期間が長くないことから、柔らかさが残っており、さまざまな料理に使われます。豊かな風味がありつつも、食べやすいものが多いでしょう。

代表的なセミハードチーズでは、チェダーチーズ、ゴーダチーズ、エメンタールチーズなどがあります。

ワインのペアリングガイド

赤ワイン:柔らかなタンニンとフルーティーな赤ワインがセミハードチーズの風味に良く合います。
白ワイン:甘さと酸味のある白ワインがセミハードチーズの豊かな風味をよりいっそう際立たせてくれます。

シェーブルチーズ

シェーブルチーズは、ヤギ乳からつくられるチーズです。シェーブルチーズは、独特の風味と酸味が特徴です。代表的なシェーブルチーズには、サントモールチーズ、クロタンチーズなどがあります。

ワインのペアリングガイド

白ワイン:フレッシュな味わいの白ワインや、フルーティーで軽やかな白ワインが、シェーブルチーズの独特の酸味と繊細な風味を引き立てます。

ワインに合わせる最適なチーズの選び方

チーズの盛り合わせにグラスに入った赤ワインとボトルの画像

チーズ選びは、ワインを楽しむ大きな醍醐味の一つです。数えきれないほどの組み合わせがある中で、最適なペアリングを見つけるのはちょっと大変ですよね。

ワインとチーズの相性を左右するポイントは、主に以下の三つです。

味わい、テクスチャー、そして香りのバランスです。

ワインとチーズのマリアージュを最大限に引き出すための基礎と、もっと楽しむためのコツや、アドバイスを分かりやすくご紹介します。

1. 味のバランス

  • チーズの味わいとワインの味わいが調和していること
  • チーズの塩味や酸味がワインの風味を引き立てること
  • ワインのタンニンや酸味がチーズの風味を消さないこと

2. テクスチャー

  • チーズとワインの口当たりが互いにマッチしていること
  • チーズの硬さや滑らかさがワインの味わいを補完すること

3.香り

  • チーズとワインの香りが互いに調和していること
  • チーズの香りによってワインの複雑な香りが引き出されること

これらのポイントを踏まえ、赤ワインと白ワインそれぞれに合うチーズの種類をご紹介します。

赤ワインに合うチーズのおすすめ

赤ワインが入ったグラスのイラスト
タイプ別チーズの種類
ウォッシュチーズエポワス、マンステール
セミハードチーズコンテ、ミモレット
ハードチーズグリュイエール、パルメザン
青カビチーズロックフォール、ゴルゴンゾーラ

 白ワインに合うチーズの選び方

白ワインが入ったグラスのイラスト
タイプ別チーズの種類
フレッシュチーズモッツァレラ、リコッタ
シェーブルチーズサント・モール・ド・トゥーレ―ヌ、クロタン
ウォッシュチーズピエ・タングロワ、ル・ブルション
ブルーチーズゴルゴンゾーラ

スーパーで買えるチーズとワインのマリアージュ

スーパーで手軽に手に入るチーズとワインでも、十分に美味しいマリアージュを楽しむことができます。

チーズの種類おすすめのワイン
カマンベールチーズシャルドネ
ゴーダチーズメルロー
モッツァレラチーズソーヴィニヨン・ブラン
チェダーチーズカベルネ・ソーヴィニヨン

チーズとワインの種類

チーズとワインは、それぞれ多種多様な種類が存在します。ここでは、チーズとワインの種類ごとの相性をいくつかご紹介します。

ハーブが香るチーズとワインの組み合わせ

ハーブが香るチーズには、ハーブの香りを引き立てるような白ワインがおすすめです。

チーズ:タイム、ローズマリー、バジルなどのハーブを練り込んだチーズ

ワイン:ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング

熟成チーズとスパークリングワインの相性

熟成チーズには、スパークリングワインの酸味がチーズの味わいを引き立てます。

熟成チーズの種類ワインの種類
パルメザン、グリュイエールシャンパン、カヴァ

カマンベールチーズと赤ワインの魅力

カマンベールチーズは、白ワインだけでなく、軽めの赤ワインとも相性がよいですよ。

おすすめワイン

ピノ・ノワール、ボージョレ

チーズの風味に合ったワイン

そのチーズごとに相性のよいワインがありますので、ぜひベストマッチのものを選んでみてくださいね。

ブルーチーズと辛口ワインのバランス

ブルーチーズの強い風味には、辛口ワインのタンニンがバランスを取ります。

チーズの種類相性のよいワイン
ロックフォール、ゴルゴンゾーラカベルネ・ソーヴィニヨン、シラーズ

クリーミーチーズと甘口ワインのマッチング

クリーミーなチーズには、甘口ワインとの相性がよいです。

チーズの種類相性のよいワイン
ブリー、カマンベールソーテルヌ、貴腐ワイン

フレッシュチーズとフルーティーワインの調和

フレッシュチーズには、フルーティーなワインの香りが調和します。

チーズの種類相性のよいワイン
モッツァレラ、リコッタシャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン

チーズとワインの原産地

同じ地域のチーズとワインは、風土や文化が反映されて、自然な調和を生み出すことがあります。

フランス産チーズとフランスワイン

チーズの種類相性のよいワイン
ブリー、カマンベール、コンテシャルドネ、メルロー、ボルドー

イタリア産チーズとイタリアワイン

チーズの種類相性のよいワイン
モッツァレラ、パルメザン、ゴルゴンゾーラバルバレスコ、キャンティ、ランブルスコ

日本のチーズと地元のワインの旅

チーズの種類相性のよいワイン
北海道産のゴーダ、山梨産のマスカルポーネ、
静岡産の青カビチーズ
山梨県産のシャルドネ、長野県産のメルロー、
静岡県産のスパークリングワイン

おつまみとして楽しむチーズとワイン

チーズとワインは、おつまみとしても最適な組み合わせです。

塩味チーズとスモーキーワインのお取り寄せ

チーズの種類相性のよいワイン
パルミジャーノ・レッジャーノ、マンチェゴピノ・ノワール、シラーズ

ナッツの風味チーズと甘みのあるワイン

チーズの種類相性のよいワイン
グリュイエール、コンテソーテルヌ、貴腐ワイン

オリーブオイル漬けのチーズと爽やかなワイン

チーズの種類相性のよいワイン
モッツァレラ、フェタロゼワイン、プロセッコ

特別な日に贈りたいチーズとワインセット

大切な方へ、チーズとワインのセットの贈り物はいかがでしょうか。

ギフトに最適なチーズとワインの選び方

ワインとチーズを贈ろうと決めたら、まずは相手の方の好みを知るところから始めましょう。

ワインの種類や産地、甘めか辛口かなど、その人が気に入ってくれそうなワインを選んでみてください。次に予算を考え、その中で一番マッチするワインを選んでみましょう。

また、せっかくなので、見た目の華やかさやデザインなども考慮し、美味しさや銘柄に加え、パッケージなどもこだわってみるとよさそうです。

 チーズフォンデュセットとシャンパン

チーズフォンデュは、パーティーなど特別な日にぴったりの料理です。そんなメニューにぴったりなのはやっぱりシャンパン!

チーズフォンデュの味わいを深め、特別感も増してくれるシャンパンをセットにして、特別な人への贈り物にしてみてはいかがでしょうか。

豪華なチーズとワインのセット

普段はあまり飲めないようなワインだったり、近場ではなかなか売っていないようなチーズをセットにして、プレゼントするのもおすすめです。贈る方の好みに合うようなワインやチーズで、相性のよいものを選んでみましょう。

以下は、プレゼントにおすすめのチーズとワインを組み合わせた例ですので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • ブリー・ド・モー・ア・ラ・トリュフ × テオフィル・ブリュット
    (トリュフの風味が豊かなブリーとすっきりとした辛口スパークリング、もしくはフルーティーな赤ワイン)
  • オッチェッリ アル バローロ × バローロ
    (ワインの王様と呼ばれるイタリアのバローロと、そんなバローロの搾りかすに漬け込んでつくられたというチーズ、オッチェッリ アル バローロの組み合わせ)
  • マンチェゴ × マルケス・デ・ムリエタ・レゼルヴァ
    (スペインを代表する羊乳チーズであるマンチェゴと、テンプラニーニョのワインの組み合わせ)

 自宅で楽しむチーズとワインペアリング

自宅でも、チーズとワインのペアリングを気軽に楽しむことができます。

簡単に作れるチーズ料理とワインの楽しみ方

チーズフォンデュ

今では日本の家庭でも食されるまでになった「チーズフォンデュ」ですが、もとはスイスの料理。グリュイエールチーズやエメンタールチーズを白ワインとともに鍋に溶かして、一口大に切った茹で野菜やパンなどを付けて食べるものです。

手軽にピザ用のシュレッドチーズを溶かしてつくるレシピや、すぐつくれるキットになって売っているものもありますので、まずはそこから始めてみたらよいかもしれません。

カプレーゼ

生のトマトをスライスして、モッツアレラチーズのスライスを乗せ、トップにはバジルの葉を乗せたら、塩コショウを全体に振り、オリーブオイルをかければでき上がりです。

ラクレット

こちらもスイスの有名なチーズ料理。

ラクレット専用メーカーなどでラクレットチーズを溶かし、ゆでたジャガイモや焼いたお肉などの上にかけて食べるというものです。

日本の鉄板焼きのようにテーブルで料理できるので、スイスやフランスでは、人が集まった際のパーティーメニューとしてもよく用いられます。

ラクレット専用メーカーがない場合は、フライパンで温めて溶かすこともできます。最近では日本のスーパーでも売られていることが多くなりましたので、比較的手に入りやすいチーズといえそうです。

まろやかで癖が少なく、ミルキーな味は一度食べたら病みつきになるに違いありません。

まとめ

チーズとワインはその歴史からもわかるように、基本中の基本ともいえる組み合わせであるだけでなく、無限の可能性を秘めています。

コンビニに行けば今ではさまざまな種類のチーズもワインも買うことができますし、買って来たチーズを並べるだけで前菜のでき上がりです。

また、少し手を加えればちょっとしたメイン料理にも変身しますし、食後のデザートにもなります。

今回ご紹介した内容を参考に、ぜひ自分好みのペアリングを見つけて、チーズとワインの奥深い世界を楽しんでみてくださいね。

カラフルなパステルカラーのマカロンと ロゼスパークリング

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT US
Laki
日本の国産ワインと中伊豆ワイナリーを心から愛するワインライター。ワインに関する知識はもちろん、その背景にあるストーリーや文化も大切に、初心者から愛好者まで、誰もが楽しめる情報をお届けします。すべてのワインに愛を込めて。特にお気に入りの伊豆ワインは、伊豆ヤマ・ソービニオンと海底熟成ワインらぶ・ま〜れです。